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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ご紹介

サントリーホール「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2023」


 1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了しています。
 サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきました。2023年は2年ぶり20回目となりました。

 指揮者は、2018年以来のフランツ・ウェルザー゠メストの予定でしたが、トゥガン・ソヒエフとなりました。ソヒエフは1977年、旧ソ連・北オセチアのウラジカフカス生まれの45歳。フランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督などを歴任。ウィーン・フィルには2009年、ズービン・メータの代役として定期演奏会にデビューしています。

 ソリストは、教育者、慈善活動家としてもクラシック音楽界を代表するピアニスト、ラン・ランの登場でした。

 

インタビュー

ソヒエフといえば、

2022年のロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアのボリショイ劇場とフランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団から二者択一を迫られ、その両方の音楽監督のポストを辞任する決断をしたことが記憶に新しい。

日本ではNHK交響楽団への客演を通しても、その実力はつとに知られている。

 

ソヒエフに対する過去のインタビューでは、

ひじょうに冷静で知的な人物という印象。葛飾北斎の晩年の作風に特に惹かれるとのことで、日本文化にも造詣が深い様子がうかがえた。今回の代役が決まって、ソヒエフも大いに張り切っているに違いない。


 

公演情報

Tugan Sokhiev, Conductor

指揮:トゥガン・ソヒエフ

1977年、旧ソビエト連邦・北オセチアのウラジカフカス生まれ。サンクトペテルブルク音楽院の伝説的な教育者、イリヤ・ムーシンの最後の弟子のひとり。40代半ばでありながらコンサートとオペラの両方で国際的に活躍する世界屈指の指揮者。2008年からトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督を務め、世界初演や海外ツアーを含む、数多くのコンサートシーズンを成功させ同楽団の国際的地位確立に大きく貢献。オペラにも情熱を注ぎ、14年からモスクワのボリショイ歌劇場の音楽監督兼首席指揮者を務め、多くの新作オペラや初演を指揮した。この2つの重要ポストを、ロシアのウクライナ侵攻に反対し22年3月に自らの意思で辞任した。近年はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデンほか、ヨーロッパ以外では、NHK交響楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックといった名だたるオーケストラに定期的に客演している。

ディスク

『ウィーン・フィル・シンフォニー・エディション』

 

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮者:

クラウディオ・アバドヘルベルト・フォン・カラヤンレナード・バーンスタイン

 

商品の紹介

世界の音楽ファンの心をつかんで離さないウィーン・フィルの名演を厳選!

ウィーン・フィルの演奏による豪華交響曲BOX.。13人の作曲家による95の交響曲を収録しています。モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスは交響曲全曲を収録。クライバーのDG録音全てを収め、その他、アバド、バーンスタイン、ベーム、ジュリーニ、カラヤン、レヴァインなどドイツ・グラモフォンを代表する指揮者たちによる名演が厳選された50枚。
UNIVERSAL MUSIC/IMS

発売・販売元 (2012/11/14)

収録内容

構成数 | 50枚

合計収録時間 | 00:00:00

『ウィーン・フィル・シンフォニー・エディション』

【CD1~11】
モーツァルト: 交響曲全集
レヴァイン指揮 (録音1984年~1990年)
6/1984 (K. 200, 201, 202); 6/1985 (K. 183, 184, 199, 297, 318, 338),
12/1986 (K. 134, 162, 181, 182, 319, 504, 543); 12/1987 (K. 285, 425);
6/1989 (K. 112, 114, 124, 130, 550, 551);
2/1990 (K. 16, 19, 22, 43, 45, 48, 73, 110, 132, 133);
12/1990 ( K. 19a, 45a, 74, 84, 128, 129)

【CD12~13】
ハイドン: 交響曲第88番~第92番、協奏交響曲
カール・ベーム指揮 (録音: 1972年&1973年)
協奏交響曲 (Kuchl, Scheiwein, Mayrhofer, Zeman)

【CD14~18】
ベートーヴェン: 交響曲全集
第1番&3番 レナード・バーンスタイン指揮 (録音: 1978年)
第2番&4番 クラウディオ・アバド指揮 (録音: 1987/1988年)
第5番&7番 カルロス・クライバー指揮 (録音: 1974年)
第6番&8番 カール・ベーム指揮 (録音: 1971年)
第9番 レナード・バーンスタイン指揮 (録音: 1979年)

【CD19~20】
シューベルト: 交響曲集
第3番&8番 クライバー指揮 (録音: 1978年)
第5番 ベーム指揮 (録音: 1979年)
第9番&水上の精霊たちの歌D714 ガーディナー指揮 (録音: 1997年)

【CD21】
メンデルスゾーン: 交響曲集
第4番&5番 ガーディナー指揮 (録音: 1997&1998年)

【CD22~23】
シューマン: 交響曲全集
バーンスタイン指揮 (録音: 1984年&1985年)
 

映像

レポート・メディア

■ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2023 併催企画
 

無料公開リハーサルを開催
11月12日(日)サントリーホール 大ホール
 

ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス(楽器・講師未定)
11月16日(木)19:00開始 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
 

サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
大ホール、中高生を対象とした学校単位でご参加いただく特別プログラム。